はじめに
社会保険料は、健康保険、介護保険、厚生年金、雇用保険、労災保険、そして子ども・子育て支援金及び拠出金などで構成され、原則として、事業主と被保険者で分担する制度です。
2026年度 (令和8年度)については、現時点の議論や財政状況を踏まえると、健康保険料率が約0.1%程度引き下げられる見込みとされています。仮に令和7年度の料率が約9.91%であった場合、令和8年度には9.81%程度となる可能性があります。もっとも、これはあくまで現時点での見通しであり、正式な料率は令和8年3月頃に決定・公表される予定です。
また、令和8年度から新たな制度として「子ども・子育て支援金制度」が始まります。従来からある「子ども・子育て拠出金制度」とは異なる制度で、事業者と従業員が折半で負担するものとされています。
1. 社会保険料率および負担率(東京都・2026年度予定)
**計算基礎:標準報酬月額・標準賞与等**
| 保険の種類 | 計算基礎 | 総料率 | 会社負担率 | 個人負担率 |
| 健康保険 | 標準報酬 健康保険 | 9.81% | 4.905% | 4.905% |
| 介護保険 | 標準報酬 健康保険 | 1.62% | 0.81% | 0.81% |
子ども・子育て支援金 | 標準報酬 健康保険 | 0.23% | 0.115% | 0.115% |
| 子ども・子育て拠出金 | 標準報酬厚生年金 | 0.36% | 0.36% | – |
| 厚生年金保険 | 標準報酬 厚生年金 | 18.30% | 9.15% | 9.15% |
| 雇用保険(一般業種等) | 算定基礎額 | 1.35% | 0.85% | 0.5% |
| 労災保険 | 算定基礎額 | 0.25% | 0.25% | – |
2. 各保険の目的と種類
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健康保険
種類:医療費の負担軽減を目的とした保険。協会けんぽや健康保険組合が運営。 -
厚生年金保険
種類:老後の年金、障害年金、遺族年金などを給付する公的年金。日本年金機構が運営。 -
介護保険
種類:高齢者の介護サービスを支援する保険。市区町村等が中心。対象年齢等の要件あり。 -
子ども・子育て支援金
種類: 少子化対策と子育て支援の財源確保を目的として令和8年度から導入予定の新たな拠出制度。事業主と従業員が負担 。 -
子ども・子育て拠出金(子供拠出金)
種類:子ども・子育て支援事業(児童手当、保育所整備、幼児教育など)の財源確保のための拠出金。会社が全額負担。 -
雇用保険
種類:失業時の生活支援を目的とした保険。ハローワーク等が運営。会社と個人で分担。 -
労災保険(労働者災害補償保険)
種類:業務中の事故や病気に対する補償を目的とする保険。労働基準監督署など関係機関が管轄。
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